三線業界では名の知れたトップブランドの一つである宮古木工芸さんのミドルクラスの三線です。
真壁型ですが500g超えのみっちり詰まった縞黒檀または鉄刀木(タガヤサン)の芯材の棹です。
タガヤサンとは馴染みのない名前かと思いますが高級テーブルなどの材料の唐木として非常に高値で取引されている木材ですので、同等の価値があると思って頂いて構いません。
コロナ禍の材料高騰や先代の栄功さんが亡くなってしまった為プレミア化しておりますので検討はお早めにどうぞ!こちらは先代の故栄功氏が手掛けた一本となります。
最上級の鱗が揃った厚みのある本皮としっかり乾燥された良質な木材による圧倒的なサウンドが楽しめる一本。迫力のある音量と奥行きのある生鳴りは弾けば弾くほど虜になる音色です。
宮古木工芸らしい太いカラクイと職人の技量の高さが分かる棹(ネック)の弾き心地です、粗が出やすいカラクイのセットアップや糸蔵も美しく卓越した技術と妥協なきものづくりの意識を感じます。
勿論ちんだみ(チューニング)においても最高レベルの精度と使い心地です。
宮古木工芸オリジナルのウレタン艶消し塗装と天(チラ-ヘッド)が他のブランドに比べて厚みがあるおかげで力強さと迫力を感じます、それと同時に宮古木工芸と一眼で分かる特徴に繋がっています。
とぅーい(指板)は真っ直ぐで音詰まりも無くとても快適な演奏性です。棹は標準より少しだけ太いですが、慣れてる人でないと分からないレベルです
状態について
表面の皮が少し縮んでいるのと、背面の皮にパテのような素材が固着しておりますが、音や使用に問題は感じません。打痕も使用感も無いので新品の棹をお探しの方にもおすすめ
傷などの見落としもあるかも知れませんのでお写真を良くご確認いただきご検討下さい、お店レベルの品質をお求めの方や神経質な方はご購入をお控え下さい
スペック
ヘッド-型:真壁
棹/ネック:縞黒檀/カマゴン
棹重量:574g(カラクイ含む)
ボディ:本皮1枚張り-7分張り
ブランド/製作者:宮古木工芸/与儀栄功
製造年代:2014年
塗装:サテン-艶消しウレタン塗装
付属品:ブランド証明書
ケース: ハードケース
当時価格22万円
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